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日本爬虫類両生類協会について

近年、愛玩動物(いわゆるペット動物)の種類が多様化(以前からの犬、猫、鳥を主とした流通環境から、爬虫類・両生類を含む「エキゾティックアニマル」と呼ばれる野生動鳥類の占める割合が拡大しています。)し、国内に大変多くの外国産生物が輸入されるようになり、時代の流れから、動物を販売する事業者側のモラルや遵法意識が求められる様になりました。
 
鳥類の輸入量を上回る流通量にまで拡大した爬虫類・両生類を取扱う業界には、これまで業界団体が全く存在しておりませんでした。
以前は目も向けられなかった爬虫類が今日では動物愛護管理法にて、その商業上の取扱いについて規制を受ける対象にまで至っています。
しかし、業界を取りまとめる窓口が全くなく、国や地方自治体(以下、「行政機関」と言います。)からの通達等も最前線のショップや爬虫類ブリーダーには十分届かない状況が現に存在し、現場の声が国に届かず机上で得られた情報に基づいて法改正等が実施された結果として、現実離れした規制がなされてしまうことが今後も危惧されます。
もちろん、行政機関も情報を求めていたのですが、情報照会窓口が不明、不在のまま現在に至っております。
今後も引き続き、適正かつ円滑な経営及び飼養管理を行うためには、業界と愛好家との良好な取引関係の構築及び行政機関との連携が不可欠です。
しかしながら、事業者側においては、知識不足や誤った法解釈に起因し、正しい情報が得られていない状況も散見されます。
また、残念なことに、未だに不正輸入や、違法な手法で、動物を取引する動物ブローカー等の存在も問題となっており、このことにより業界に偏見を持たれかねません。
 
このような状況を改善するためには、正規に動物愛護管理法に基づく第一種動物取扱業の登録事業者と当協会において「爬虫類・両生類の愛護及び適正な飼養管理に関する知識等の普及啓発」、「事業者の合法的な取引を支援する体制の整備」「国及び地方自治体との情報交換」を行うことが必要です。
そこで、当協会は動物愛護精神を堅持しながら、事業者の健全な発展のための情報提供を行い、円滑な爬虫類・両生類の取引環境が確保できるように活動して参ることとしました。
 

  • 会員登録された事業者さまには各種通達・発表、業界に関する情報等を電子メールで情報提供致します。

 

活動方針

爬虫類・両生類の愛護及び適正な飼養管理に関する知識等の普及啓発
爬虫類・両生類販売等を生業とする事業者への適切な飼養管理と流通の助言
調査研究及び情報の収集、提供
相談会、講習会、講演会、展示会及び研究発表会等の開催
外来生物の駆除・防除及び生物多様性の啓発
爬虫類・両生類に関する書籍、映像の作成・管理
国及び地方自治体との法改正等への協力
 

協会の概要

1.名  称:一般社団法人日本爬虫類両生類協会
2.事務局所在地:静岡県静岡市駿河区下川原4-22-23
3.代表理:白輪 剛史(しらわ つよし)
4.理  念:円滑な爬虫類・両生類の取引の支援を行うことで、業界の発展及び健全化に寄与する。

■動物取り扱い業に関する表示

  1. 事業所の名称:一般社団法人日本爬虫類両生類協会
  2. 事業所の所在地:静岡市駿河区下川原4-22-23
  3. 動物取り扱い業の種別:貸出 第220116015号 / 保管 第220116014号
  4. 登録年月日:平成28年9月16日
  5. 有効期間の末日:令和8年9月15日
  6. 動物取扱責任者:江崎忍

 

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